商品紹介

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すじ鉾(市販用)

すじ鉾(市販用)

しっかりとした
歯ごたえと、
魚の旨味が楽しめます。

なるとの話

Story Of Naruto

なるとの歴史

「なるとの誕生」

魚のすり身に食塩を加えてすり鉢で練り上げ、これを加熱・凝固させて仕上げる“なると”。その“なると”の起源を調べてみたところ、平安時代の古文書にその名が登場していますが、実はその起源は明らかにはなっていないようです。江戸時代に書かれた「蒟蒻百珍」という書物にも、なるとに関する記述があり、ユバを巻いてみたり、昆布を巻いてみたり、昔の人はいろんな食べ方でなるとを楽しんでいたみたいです。起源は分かりませんが、なるとは昔から日本人に愛されていたということですね。さらにその誕生について調べていると興味深いことがありました。それは加工の“目的”。大半の水産加工品は「保存性」を重視して開発されましたが、なるとやかまぼこは「うまみ」にこだわって作られたんです。美味しさを追求して作られた「なると」。是非ともご賞味くださいね。

「焼津となると」

日本の「なると巻」の7割が焼津産だということをご存知ですか?魚の街焼津がなぜ“なると日本一”になったのかというと、もともと焼津はかつお節の製造が盛んだったのですが、かつおは春から夏の間がシーズンであるため、空いた冬に、なるとやかまぼこ、伊達巻を作っていたんです。大量消費地である東京への運搬がしやすかったことから、焼津での製造が盛んに行われたと考えられています。支那そばが流行し、ラーメンに欠かせなくなったなるとは、戦後東海道本線の貨物列車で大量に築地へ運ばれていたそうです。


カネ久のこだわり

「原料について」

なるとの原料は、主に北洋でとれるスケトウダラをはじめ世界の漁場で採れたイトヨリ・グチ・キンメダイ・ミナミダラなど多彩な魚が使われていますが、カネ久商店では安定した原料を確保するためスタッフが現地に出向き品質等のチェックを行い厳選したスケトウダラとイトヨリダイとを主に使用しています。これは昔から変わらず、原材料の金額等に関係なく、「常に変わらない上質ななるとをお届けしたい」という理念のもとに守ってきたゆるぎないこだわりです。

「製造について」

徹底した温度管理を行っています。なぜなら、なるとはちょっとした温度の変化で見た目・味が変わってしまうからです。また、絶えず職人がそばに付いて製造しています。調味料を入れるタイミングや順番が少しでも狂ってしまっても、見た目・味が変わってしまうからです。そのため、カネ久商店では出来上がった製品の検品作業にも多数の人数を割いています。

「開発について」

なるとの歴史感を守りつつも、「黒なると」など、革新的ななるとを開発しています。またOEM商品としてクライアント様と一緒に今の時代にあった新しいなるとを考えています。今後は、焼津を代表するなるとメーカーとして、なるとの新しいあり方をみなさまと一緒に考えていきたいと思っております。


工場見学

1

解凍

解凍の温度管理は、なるとの品質に大きく影響します。カネ久では、長年の経験により定められた最適な温度によって徹底管理を行っています。

2

練る

伝統の品質を守るため、温度、分量、練りの時間、調味料を混ぜるタイミングに至るまで、職人達が徹底管理して製造しています。

3

成形

白色と赤色に練った生地を、型を使って成形していきます。ここでなるとのうずまきが出来上がります。カネ久では、うずまき意外の模様も製造しております。

4

蒸す

すだれに巻きあげ、蒸していきます。ここでなるとのまわりのギザギザが出来るんです。すだれの節の数によって形が変わってきます。

5

検品

冷却が完了すると、検品員による形状・異物検査。常に上質ななるとを、安心して食べていただけるよう、よりたくさんの人数で検品を行っています。

6

梱包

さらに金属探知機で一本一本最終チェックし、商品を箱詰めしていきます。こうしてみなさんのもとへ運ばれていきます。

会社概要

Company
おいしさ追求、うれしさ追求。

企業理念

私たちは常にチャレンジし、
情熱を絶やさず
「見て、読んで、動く!」を
一人一人が心がけます。
商品の美味しさと
安心な品質を通して
お客様に喜びを与えられる
企業を目指します。

あいさつ

“おいしいね”って言われたら“うれしいね”という先代の理念を大切にしながらこれまで商品開発や営業活動に取り組んで参りました。
時代の移り変わりがとても速いこのご時世において「変化対応」できなければ取り残されてしまいます、これまで培ってきた大切なもの・守るべきものはブレずに貫き、変化にも柔軟に対応し皆様のニーズに応えていけるよう日々精進していきたいと思います。何事にも情熱的にチャレンジする「カネ久商店」をこれからもよろしくお願いいたします。

代表取締役 鈴木綾祐

会社概要

社名 株式会社 カネ久商店
創業 昭和 28年
設立 昭和 40年 8月 1日
資本金 1000万円
代表取締役 鈴木 綾祐
所在地 本社工場:〒425-0012 静岡県焼津市浜当目4-7-3
第二工場:〒425-0026 静岡県焼津市焼津3-5-31
TEL 054-627-6624
FAX 054-629-2474
E-mail kanekyuu@narutomaki.com
事業内容 練り製品の製造・販売
主要製品 各種なると巻、おでん材料、おせち用品
取引銀行 静岡銀行、焼津信用金庫
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